高度な設定のためのオプション設定

このページには高度なPiAware機能用のオプション設定手順が記載されています。 新規にPiAwareデバイスを作成する方法については、ここをクリックしてください。

1PiAwareのオプション設定手順

デバイスのパスワードの変更

あなたのPiAwareデバイスはインターネット上に存在し、一般的にはあなたのご自宅のルーター(NAT)の後ろに存在しますが、PiAwareユーザーのパスワードはデフォルトのパスワード(flightaware)から変更した方が良いでしょう.

  • ユーザー名"pi"とパスワード"flightaware"を入力してデバイスにログインします。
  • アカウントのパスワードを変更するには、"パスワード"を入力して指示に従ってください。

SSHアクセスを有効にする

  • セキュリティ上の理由から、バージョン3.3以降の新しいPiAwareのSDカードインストールでは、SSHアクセスがデフォルトで無効になっています。SSHを有効にするには、SDカードの/bootパーテーション内に「ssh」(ファイル拡張子なし)という名前の空のファイルを作成します。このファイルの存在により、SSHが自動的に有効になります。

コマンドラインを使用した設定ファイルの編集

設定済みのFlightAware PiAware 3のSDカードには、直接編集したり、USBフラッシュドライブやUSBストレージに保存可能なデフォルト設定が含まれています。USBストレージデバイスがRaspberry Piに接続されている状態でRaspberry Piを起動した場合はUSBデバイス上の設定ファイルが使用されます。SDカードのイメージZipファイルにもサンプル設定ファイル(piaware-config.txt)が含まれています。USBフラッシュドライブや他のストレージデバイスを接続せずにRaspberry Piを再起動した場合は、PiAwareはSDカード内の設定ファイルが使用されます。USBストレージデバイス経由の設定は、PiAware 3 SDカードイメージがインストールされた状態に限り有効です。

  • 設定の確認、変更は、「piaware-config」機能を使用してください。「piaware-config <setting> <value>」を実行して変更します。現在の設定を確認するには、「piaware-config」を実行してください。
  • 設定変更する場合は、お好みのエディターで「/boot/piaware-config.txt(例:sudo nano /boot/piaware-config.txt)」を編集してください。
  • パッケージからインストールする場合は、「piaware-config」を使用するか、「/etc/piaware.conf」を編集してください。

SDカードの取り出しが不便な場合や、コマンドラインアクセスが不可能な場合は、「piaware-config.txt」が保存されている外付けUSBフラッシュドライブをPiに接続することも可能です。フラッシュドライブ内のファイルの設定がSDカードの設定より優先されます。フラッシュドライブはPiの電源を入れる前に接続し、Pi稼働中は接続を維持してください。

すべての設定変更が確実に反映されるよう、変更後にRaspberry Piを再起動してください。

大容量SDカードのファイルシステムの拡張方法

    容量の大きいSDカードをお使いの場合は、ログインして右記をタイプすることにより、デバイスで使用可能な容量を増やすことができます:
    
    sudo raspi-config
    
    
    その後、メニューから"拡張ファイルシステム"を選択してください。 完了後にメニューを終了し、右記を入力してください:
    
    sudo reboot
    
    
    デバイスが再起動し、プロセスが完了します。

コマンドライン経由でPiAwareにアクセスする

    PiAwareのステータスを確認するには、ログインして右記を入力してください:
    
    sudo piaware-status
    
    
    PiAwareを再起動するには右記を入力してください:
    
    sudo systemctl restart piaware
    
    

利用可能な設定オプションについては、高度な設定に関する文書をご覧ください。

2アンテナ

FlightAwareでは以下のアンテナ設定方法を推奨しています。

    必要なもの

  • 1090MHzアンテナが必要です。ご購入できる店舗については、PiAwareインストール方法解説ページ オプションセクションのPiAwareショッピングリストをご参照ください
  • アンテナをレシーバーに接続するには、低損失同軸ケーブルの使用をおすすめします。ケーブルの減衰量(信号損失)は6dB未満が理想的です。6dB以上損失するケーブルは航空機からのメッセージ受信量の減少につながり、最大受信量を得ることができません。同軸ケーブルの長さは可能な限り短くしてください。望ましい長さは15メートル(50フィート)以下です。
    • 必要な長さが50フィート(15メートル)未満の場合は少なくともLMR-240または同等品をご使用ください
    • 必要な長さが50フィート(15メートル)以上の場合は、少なくともLMR-400または同等品をご使用ください
    • 多くの屋外アンテナにはNタイプのメスコネクターが備わっています。このタイプのアンテナを購入した場合は、アンテナ用の同軸ケーブルにNタイプのオスコネクターを使用することになります。屋外にアンテナを設置する場合、信号感度の低下を招く湿気対策として、コネクターに自己融着テープや手で成形可能なプラスチックを巻き付ける方法があります(https://en.wikipedia.org/wiki/Self-amalgamating_tape)。
    • FlightAware Pro StickおよびPro Stick Plus(他のDVB-SDRレシーバーは異なるコネクターが備わっている可能性があります)にはSMAメスコネクターが備わっているため、FlightAware Stickを接続するにはSMAオスコネクターが必要です。SMAオスコネクターまたはアダプターが付いているケーブルが必要になります。他のDVB-T SDRレシーバーについては仕様書をご確認ください。

    ケーブルに関する詳細情報はhttps://en.wikipedia.org/wiki/Coaxial_cableをご覧ください

    アンテナの場所

  • 航空機信号(1090MHz)は垂直アンテナから送信されているため、お使いのアンテナを垂直に設置すると信号を最適に受信できます。
  • 信号を最適に受信するためには、上空に障害物がない場所に設置する必要があります。建物や高い木、盛り上がった地形により信号がブロックされる場合があります。
  • アンテナケーブルが長ければ長いほど信号が失われます。
  • レシーバーをアンテナの近くに設置することでケーブルの長さを短くすることができますが、問題が発生した場合はRaspberry Piを物理的に接続してアップデートしなければならない場合もあります。

    アンテナの推奨取り付け方法

      屋外

      屋外に設置する場合は、強風などで外れないようにアンテナをしっかりと固定してください。アンテナを垂直に設置する方法はたくさんあります。以下は他のユーザーのアンテナ設置方法です:

    • 窓に穴を開け、柔軟なシーリング材でケーブルの周りを埋める。
    • 三脚を使う
    • 煙突に取り付ける
    • クランプで固定する
    • 90°の棚用金具(直角金具)をワイヤーや結束バンド等で支柱に固定し、金属製または木製の延長支柱を追加してアンテナを取り付ける
    • 取り付けプレートをジップタイ(ケーブル結束バンド)で固定する;例えば窓格子やポールなどに固定する
    • 煙突などにPVCパイプをストラップで固定する
    • PVCパイプ製のベースにU字形ボルトで取り付ける
    • 木材(2x4)を家屋に取り付ける
    • J-Poleアンテナマウント

      屋内

      屋外アンテナが理想的ですが、設置できない場合もあります。屋内アンテナをご使用の場合は、窓や屋根裏(できるだけ空に近く、障害物の少ない場所)に設置できるようご尽力ください。屋内アンテナを垂直に設置するための様々な方法:

    • 紐で吊るす
    • 壁にテープで固定する(スコッチテープ、ダクトテープ、梱包テープなど)
    • 支柱付きテレビ三脚
    • 吸引カップ
    • マイクロフォンスタンド
    アンテナからレシーバーへの別の配線方法

    低損失ケーブル、特にケーブルが長い場合は、直径15㎜の非柔軟性ケーブルを使用します。ケーブルの配線ルート、特に屋内へ入る部分について入念に計画してください。

  • 天井/屋根/屋根裏/ロフトに穴を開け、柔軟なシーリング材で周囲を埋める
  • 木製の窓枠に穴をあける
  • 壁や天井の換気口を通す
  • 屋根まで通じているパイプの中を通します(パイプに穴を開ける場合は、切り口にご注意ください)
  • 少し開いた窓から通し、隙間はフォームや布などで埋めます
  • 非推奨:フラット同軸ケーブル
    • 一般的に、フラット同軸ケーブルにはFタイプのコネクターが使用されており、衛星信号に対応できるように設計されていますが、周波数1090MHzに対応するように最適化されてはいません。NタイプおよびSMAタイプのコネクターに接続するにはアダプターを別途購入する必要があります。

他の設定の画像は上記リストに関するこのディスカッション投稿をご参照ください。
米国のホームオーナーアソシエーションズの回避方法まで説明しているユーザーもいます。

関連リンク (PiAware, Raspberry Pi, dump1090, and more)

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