PiAwareアップグレード方法

ほとんどの場合、ご自分のサイトのMy ADS-B Stats pageで灰色の歯車アイコンをクリックし、デバイスコマンド"Upgrade and restart PiAware"を送信することで、最新のPiAwareバージョンにアップデートすることができます。

製品寿命を迎えたLinuxバージョンでシステムをお使いの場合は、現行バージョンのオペレーティングシステムをインストールした上でPiAwareソフトウェアパッケージを再インストールするか、PiAware SDカードを再イメージングする必要があります。

現時点で製品寿命を迎えたオペレーティングシステムの一例:

  • Raspbian 7 (Wheezy)
  • Raspbian 8 (Jessie)
  • Raspbian 9 (Stretch)

PiAwareサイトにPiAware SDカードイメージがインストールされていた場合は、次の手順でSDカードのイメージを再作成し、現在のfeeder-idを新しいイメージに移行します。


PiAware SDカードの再イメージング方法

1現行のfeeder-idを記録します

既存のPiAwareサイトの再イメージングしてサイト統計を維持したい場合は、現在のサイトfeeder-idを新しいSDカードイメージに移動させる必要があります。 現在のサイトfeeder-idは、以下の方法の1つを使って見つけることができます:

  • サイトのMy ADS-B Stats pageで"固有ID"を探します

  • または、以下のコマンドを現行のPiのコマンドラインに入力してください:
    cat /var/cache/piaware/feeder_id

  • または、Piシステムにモニターを接続します
IDは、ダッシュ(-)で区切られた一連の16進数のように見えます。例: 12345678-1234-1234-1234-123456789abc

feeder-idの値をコピーしてStep3で使用します。

2ダウンロードしてSDカードの再イメージングを行う

PiAware build pageのステップ2に従い、 最新のPiAwareイメージをダウンロードしてSDカードに書き込みます。

3新しいイメージに元のfeeder-idを追加します

PiAware build pageのステップ3に記載されている手順に従い、 SDカードの/boot/piaware-config.txtファイルを編集します。

設定ファイルの最後に、ステップ1で記録したfeeder-idを新しい一文として次のように追加してください:


feeder-id 12345678-1234-1234-1234-123456789abc

上に表示されている太字の値をステップ1で保存したfeeder-idに必ず書き換えてください。

Wi-Fiを使用している場合は、この時点でwireless-ssidwireless-passwordの値を編集できます。

変更後、ファイルを保存し、SDカードを安全に取り出してください。

4SDカードをPiに挿入して電源を入れます

Raspberry PiにSDカードを挿入して電源を入れます。

数分後、My ADS-B Stats pageでサイトが緑色に表示されていることを確認します

piaware good status

5トラブルシューティング

ご自分のサイトが緑色にならない場合は、次のトラブルシューティングステップをお試しください:
  • 電源と配線を確認します
    • 電源ケーブルを確認し、Raspberry PiのLEDが点灯するか確認してください。電源LEDは赤く点灯し、時折緑色に点滅します。
    • 5.1V 2.4Aの電源が供給されていることをご確認ください。
    • イーサーネット接続をご利用中の場合は、ケーブルがRaspberry Piに接続されており、イーサーネットLEDが点灯していることをご確認ください。
    • お使いのPiのパワーは十分なのに航空機が表示されない場合は、ケーブルがしっかりと接続されているかご確認ください。

  • または、Piシステムにモニターを接続します

    piaware console status

    • ステップ1で取得した元の値にfeeder-idが合致し、IPアドレスを持つネットワークインターフェースが1つ以上あることを確認してください。
    • どのネットワークインターフェースも機能しない、またはfeeder-idが間違っている場合は、キーボードを接続してAlt+F2を押し、ユーザー名piとパスワードflightawareを入力してコンソールにログインします

    • ログイン後、コマンドpiaware-configを入力して現在の設定を表示します。

      piaware-configを使用して誤った値を更新します。例:
      • piaware-config wireless-network yes


  • モニターをRaspberry Piに接続できない場合は、Raspberry Piの電源を切り、マイクロSDカードを他のコンピューターに移して/boot/piaware-config.txtのコンテンツを確認します
    以下の設定が正しいことを確認してください:
    • wireless-network
    • wireless-ssid
    • wireless-password
    • feeder-id

    修正後、マイクロSDカードを安全に取り出してRaspberry Piに挿入し、Raspberry Piを強化します。

  • PiAwareのローカルアクセスを試みます
    • お使いのPiAwareサイトがローカルIPアドレスを保有している場合は、ブラウザーでSkyAwareへのアクセスを試みてください。
      • My ADS-B Stats pageに掲載されているサイトローカルIPをお試しください
      • IPアドレスが正しくない場合は、 PiAware FAQの手順に沿ってローカルIPアドレスを特定してください。
    • SkyAwareは表示されてもPiAwareがFlightAware.comにアクセスできない場合は:
      • インターネット接続に問題がないか確認してください。
      • ネットワークとのファイヤーウォールを確認し、必要に応じてポートを解放してください。 PiAware FAQをご参照ください


問題が解決されない場合は、[email protected]にお問い合わせください。

ログイン

アカウントをお持ちではありませんか? 今すぐ登録(無料)!機能やフライトアラート、その他様々な設定をカスタマイズできます!
FlightAwareのフライト追跡は広告によりサポートされていることをご存知ですか?
広告表示を許可してくださることでFlightAware.comを無料で提供することができます。表示される広告は関連性の高い控えめなものを選んでいます。FlightAwareをホワイトリストに追加する方法はかんたんに設定していただくことができます。または、プレミアムアカウントのご利用をご検討ください.
閉じる